江戸見附跡から少し進んだ「市民プラザ前」の信号を右折し、最初の路地を左折し、2つ目の路地を右折すると右手に「紅谷町公園」があり、この一角に「お菊塚」があります。
伝承によると、お菊は平塚宿の宿役人・真壁源右衛門の娘で、行儀作法見習いのため、江戸の旗本・青山主膳の屋敷へ奉公中、主人が怨むことがあって菊女を斬り殺したという。
一説によると、旗本青山主膳の家来が菊女を見染めたが、菊女がいうことを聞かないので、その家来は憎しみの余り家宝の皿を隠し、主人に菊女が紛失したと告げたので、菊女は手打ちにされてしまったが後日皿は発見されたという。
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