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2012 花と器のハーモニー その1 (H24.6.4)

横浜市イギリス館


横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾

横浜山手西洋館では2001年から「花と器のハーモニー」が開催されており、今年で12年目を迎えます。

「花と器のハーモニー」は、フラワーアレンジとテーブルコーディネートにより西洋館を美しく装い、訪れる人に普段とは一味違った西洋館を愉しんでいただくことを目的でスタートしたとのことです。



横浜市イギリス館の装飾


開催に当たっては毎年テーマが設けられていますが、12回目の今年のテーマは「横濱ベルコリーヌ(美しい丘)〜ここは優しい時間が流れる場所〜」です。

このイベントはここ数年6万人を超える人達が訪れています。

今年も公募により選ばれたプロのアーティストの方々が製作した装飾が各館に展示されます。


横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾


横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾

今年は6月2日(土)から6月10日(日)の間、開催されました。

開催期間中は、様々なセミナーや関連イベントも行われました。

また、当イベントの連動企画として「花と器のハーモニーinそごう横浜店」「花と器のハーモニーin横濱赤レンガ倉庫」「根岸なつかし公園旧柳下邸」「みなとみらいクロス・パティオ」などが行われます。


横浜市イギリス館

横浜市イギリス館のテーマは「A Day  Out  on  the  Hill〜英国風の休日へようこそ〜」です。


横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾

作品のコンセプトは

英国総領事公邸として建てられた山手の丘の頂上にあるイギリス館。

そこから思い出す母国。見渡す限りに続く穏やかな英国の丘。

無数のグリーンと草原花に囲まれてのピクニック。

鳥のさえずりとオールドイングリッシュローズの甘い香りが漂う中でアフタヌーンティー。

一日の終わりに パブで一杯。素敵な英国風の休日をどうぞ。


大隅明日香/サリー・ニューナム/今井浩二の作品です。

「花と器のハーモニー」のイベントに刺激を受けた花好きの3人が集まりました。

フローリスト、フラワーデザイナーとして活動し、それぞれの特性を活かし、多分野で活躍中です。


横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館の装飾

横浜市イギリス館は、昭和12年に英国総領事公邸として現在地に建てられました。

鉄筋コンクリート2階建てで、広い敷地と建物規模は、東アジアにある領事公邸の中でも、上位に格付けされていました。



横浜市イギリス館の装飾


玄関脇にはめ込まれた王冠入りの銘版(ジョージY世の時代)や、正面脇の銅板(British  Consular  Residence)が、旧英国総領事公邸であった由緒を示しています。

昭和44年(1969年)に横浜市が取得し、1階ホールはコンサートに、2階集会室は会議等に利用されています。


横浜市イギリス館の装飾



横浜市イギリス館



横浜市イギリス館

平成2年に横浜市指定文化財に指定されました。

平成14年にリニューアルを行い資料展示室等が設けられ、一般見学できるようになりました。

建物の周りにはローズガーデンも整備され、バラの季節には特に美しい景観が楽しめます。


山手111番館


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾


山手111番館

山手111番館のテーマは「arji style〜色彩が煌めくおもてなし〜」です。

作品のコンセプトは

「おもてなし」の意を持つ言葉「主=アルジ」。山手111番館の大開口から降り注ぐ自然光とともに移ろう季節の空気。

花と器と光が創り出す特別なしつらえに、客人をもてなす季節の色彩がリフレクトする。


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾

大西香次郎/山本侑貴子/湯田剛史の作品です。

「花」の大西香次郎、「色彩」の山本侑貴子、「光」の湯田剛史による「おもてなし」のユニット。

日本の「和」や「道」の文化と西洋の文化とを柔軟に融合させた「しつらえ」により、豊かで心地よい空間を創造し、素晴らしい感動を提供するプロジェクトです。


山手111番館は、大正15年(1926年)アメリカ人 J.. ラフィン氏の住宅として現在地に建てられました。

ワシン坂通りに面した広い芝生を前庭とし、ローズガーデンを見下ろす建物は、ベーリック・ホールを設計したJ.H.モーガン氏です。


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾




山手111番館の装飾

大正9年(1920年)に来日したモーガンは、横浜を中心に数多くの作品を残していますが、山手111番館は彼の代表作の一つと言えるものです。

赤い瓦屋根に白壁の建物は地階がコンクリート、地上が木造2階建ての寄棟作りです。

創建当時は、地階部分にガレージや使用人部屋、1階に吹き抜けのホール、厨房、食堂と居室、2階は海を見晴らす寝室と回廊、スリーピングポーチを配していました。



山手111番館の装飾



山手111番館の装飾


横浜市は、平成8年(1996年)に敷地を取得し、建物の寄贈を受けて保存、改修工事をおこない平成11年(1999年)から一般公開しています。

館内は昭和初期の洋館を体験できるよう家具などを配し、設計者モーガンに関する展示等も行っています。

ローズガーデンから入る地階部分は、喫茶スペースとして利用されています。


山手111番館の装飾



山手111番館の装飾

アクセス

山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分

外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分

入館料

花と器のハーモニーは全館無料です。

関連するホームページ

 横浜市緑の協会



山手111番館


ネットの友人サチさんが素晴らしいスライドショーを作成して下さいました。

2012花と器のハーモニーのスライドショー



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       風来坊


山手111番館


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