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ブラジルのクリスマス
山手68番館は、「ブラジルのクリスマス」で、テーマは「ブラジルの暑い夏&熱いクリスマス」です。
南半球に位置するブラジルのクリスマスは太陽の照りつける真夏の暑い季節に訪れます。2014年のワールドカップ開催を前にサッカー一色に染まったブラジルは世界最大のカトリック教国。 クリスマスも熱く盛大に盛り上がります。
山手68番館は、昭和9年に建てられた平屋建てで、下見板張りと開放ベランダをもつバンガロースタイルの外国人向け賃貸住宅の一つです。 現在は、日本で最初にテニスコートが設けられた場所である山手公園内のテニスコートのクラブハウス、管理事務所として再生・利用されています。
山手68番館
山手68番館は、7年前から「世界のクリスマス」に参加しています。 山手68番館は、クラブハウスの一室のみを使った飾り付けです。規模は大きくありませんが、なかなか素敵な雰囲気で楽しませてくれます。
ノルウェーのクリスマス
ブラフ18番館は、「ノルウェー王国のクリスマス」で、テーマは「ノルウェーのまあるいクリスマス」です。
今、ノルウェーで大人気の伝統模様のクリスマスボール。 デザインデュオ《アルネ&カルロス》がデザインした55個の手編みのクリスマスボールをメインに、ノルウェーの伝統が息づく心温まる「手づくりクリクリスマス」をご紹介します。
ブラフ18番館は、大正末期に山手町45番地に建てられた外国人住宅です。 戦後は天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3年まで使用されてきました。 建物は木造2階建てです。1、2階とも中廊下型の平面構成で、フランス瓦の屋根、暖炉の煙突、ベイウィンドウ、上げ下げ窓と鎧戸、南側のバルコニーとサンルームなど、震災前の外国人住宅の特徴がみられます。
平成3年に横浜市が部材の寄付を受け、現在地に移築復元しました。 館内は震災復興期(大正末期〜昭和初期)の外国人住宅の暮らしを再現し、元町で製作されていた当時の横浜家具を復元展示しています。 平成5年から一般公開されています。
ブラフ18番館
スウェーデンのクリスマス
外交官の家は、「スウェーデン」のクリスマスで、テーマは「God Jul 〜ユールがクリスマスになるまで」です。
『God Jul』(素敵なユールを)。 ユールとは北欧古語で冬至や祭りなど多くの意味を持つ不思議な言語。 そのユールという風習が今も色濃く残るスウェーデンのクリスマス。 クリスマスの原型と変貌が垣間見られる独特の意匠を数々ご紹介します。
外交官の家は、明治43年、明治政府の外交官・内田定槌の私邸として、アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計により、東京渋谷の南平台に建てられたものです。 木造2階建てで塔屋がつき、天然スレート葺きの屋根、下見板張りの外壁で、アメリカンビクトリア様式で建てられています。
平成9年(1997年)に、横浜市は、内田定槌氏の孫にあたる宮入氏からこの館の寄贈を受け、山手イタリア山庭園に移築復元し、一般公開しました。 そして同年、国の重要文化財に指定されました。
室内は家具や調度類が再現され、当時の外交官の暮らしを体験できるようになっています。 寝室から続く八角形のサンルームは、陽子夫人がプライベートルームとして使っていました。 陽の光がふんだんに射し込むガラス張りのサンルームは西洋館に共通の特徴的な部屋といえます。 屋外に出る扉もなく、室内というよりも屋外として捉えられていたようです。
イタリア山庭園キャンドルガーデン 山手イタリア山庭園では、キャンドルガーデンが、12月21日(土)に開催されます。 並木、水路等にデザインされた2000本のキャンドルで、庭園が優しい揺らめきの灯に包まれます。 日没から19時までです。 21日雨天の場合は、22日に順延です。
アクセス 山手111番館、イギリス館:みなとみらい線元町駅から徒歩約10分 外交官の家、ブラフ18番館:JR根岸線石川町駅から徒歩約5分 入館料 世界のクリスマスは全館無料です。
外交官の家
関連するホームページ 横浜市緑の協会 世界のクリスマスその1(山手111番館、横浜市イギリス館)へ 世界のクリスマスその2(エリスマン邸、山手234番館、ベーリック・ホール)へ 風来坊